防災安全部会では、「高齢者宅へ住宅用火災警報器の設置」を今年度の事業予定に入れておりませんでしたが、全国の住宅火災による死者は毎年1,000名を超えており、そのうち約6割の方は「逃げ遅れ」が原因で亡くなっています。その理由として、夜間の就寝中に火災が発生していることが多いことが原因となっており、なかでも火災で亡くなられた方の約6割を高齢者が占めています。
そこで防災安全部会では、高齢者の安全を確保するため、一人暮らし高齢者等の住宅に対して単独型火災警報器を無料で設置する取り組みを試験的行うことになりました。
設置された方から「これで安心です」などのお言葉をいただき、新年度も事業に取り入れて実施していきたいと考えております。