令和7年10月18日(土)、南コミュニティセンターまつりにおいて、十和田市消費者の会の4名が特殊詐欺防止を呼びかける啓発活動を行いました。

ホールのステージで「ニセ警察詐欺」と「訪問購入トラブル」について2つの寸劇を披露いたしました。
皆様はこの2つについてどの程度ご存知ですか?

「ニセ警察詐欺」とは、固定電話や携帯電話あてに警察官を名乗る人物が電話をかけてきて、
「あなたに逮捕状が出ている」、「あなたの口座が犯罪に使われている」と不安を煽り、
偽物の警察手帳や逮捕状を見せ、言葉巧みに現金を振り込ませ、騙し取ろうとする詐欺です。

「訪問購入トラブル」は固定電話や携帯電話あてに高額買取センターなどを名乗る業者が
電話をかけてきて、あの手この手でしつこく家に上がろうとし、一度来訪したものなら、
売る気のなかった貴金属類を安価で買い取り、持って行ってしまうトラブルで、
特に高齢者が巻き込まれやすいです。

特にこの2つは十和田市で被害の多い詐欺なので、実際の手口を寸劇で再現しました。

寸劇の最後に、実際にこのような状況になったらどう対応したら良いか、消費生活センター様から丁寧にアドバイスを頂きました。

寸劇終了後はロビーにて来場者へ特殊詐欺防止を呼び掛けるリーフレットを配布しました。

十和田市消費者の会は、「消費者に対し、消費についての正しい知識を普及するとともに、
生産・販売・消費の公正な意思の連絡をはかり、
市民消費生活の向上を目指すこと」を目的に設立して今年で54年目を迎えている会です。
老若男女問わず、消費者問題に関心のある方は、是非、入会して一緒に活動しませんか?
ご興味のある方は、ホームページのお問合せよりご連絡ください。


